maruo's blog 丸尾建築スタッフブログ
2026.9/22
旅行の記録 ~鳥取県倉吉市の町並み~
こんにちは。
朝晩はめっきり涼しくなり、秋の気配が濃くなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、鳥取県倉吉へ旅行した際に見て回った、「レトロな町並みと伝統文化」を巡るお話をさせていただきます。


倉吉白壁土蔵群と古い町並み
玉川沿いには、江戸時代から明治時代にかけて建てられた白い漆喰壁と赤い石州瓦の土蔵が建ち並び、倉吉を代表する景観となっています。かつての醤油屋や酒蔵を改装したカフェ、伝統工芸品の工房などが点在しており、ノスタルジックな町歩きが楽しめます。静かな川のせせらぎとともに歩を進めると、まるでタイムスリップしたかのような心地よい空間でした。玉川沿い以外にも歴史を感じさせる建物が多く残っており、地域一帯で歴史的町並みを上手く再利用した観光地になっていました。


織物と工芸品
倉吉には伝統的な織物「倉吉絣(かすり)」があり、その魅力に触れることができる施設もありました。これは江戸時代末期から伝わる織物で、まるで絵をそのまま織り込んだような複雑で精巧な模様が特徴です。素朴な風合いの中に息づく職人の緻密な技術は、まさに芸術品と呼ぶにふさわしいものでした。
またそれ以外にも、鳥取の良質な竹を用いた竹工芸の専門店や、日本最古の円形校舎をリノベーションした「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」で精巧なフィギュアの展示や制作体験ができる施設もありました。古い町並みでありながら、伝統工芸や専門的な美術(ハイカルチャー)だけでなく、近年の大衆文化(ポップカルチャー)も発信するユニークな町でもありました。


元帥酒造
嘉永年間の創業から続く、歴史ある造り酒屋です。白壁土蔵群の景観に見事に溶け込む趣ある店構えで、豊かな自然と清らかな水に恵まれた倉吉の地において、代々受け継がれてきた伝統的な製法でお酒を造り続けておられます。店内に飾られた「國酒」と書かれた歴代の内閣総理大臣の色紙からは、伝統を守り、認められ続けてきた酒蔵であることが実感できました。車での旅行だったため、その場でお酒をいただくことができなかったのが大変心残りでした。
目まぐるしく変化する現代にあって、今なおこの地に深く根付き、圧倒的な存在感と魅力を放つこれらの建物や伝統文化は、改めて「本当に良いものは、数十年、数百年という長い年月が経っても決して色褪せず、見る者を魅了し続ける」ということを認識させてくれるものでした。
皆さんも、古き良きものに触れ、その歴史や工夫から何かを感じ取るようなご旅行に行ってみてはいかがでしょうか?
以上、営業設計部の菅野でした。
この記事を書いた人
SUGANO TOSHIMITU
