街に溶け込む、インナーガレージのある住まい　

遊歩道からの目線を遮る高さまで塀を設置していますが、格子のデザインを採用することで、閉鎖的にならないよう工夫しています。

玄関ホールから土間スペース、シューズクロークを通して、インナーガレージへつながります。

シューズクロークは室内干しスペースとしても活用できます。朝から洗濯物を室内干しても、朝日を採りこめるように窓を配置。

無機質なコンクリートがシックな雰囲気のインナーガレージ。ポストをインナーガレージ内部に設置することで、外に出ずに郵便物を取り出すことが出来ます。

リビングダイニングの広さは２０帖。内装インテリアは、丸尾建築のモデルハウスと同じ仕様の漆喰、オリジナル無垢床で仕上げに。背の高い格子塀で遮ることで、南側の公園からの視線を遮ることがででき、プライベートの空間を確保。

キッチン部分は折り下げ天井で仕上げ、空間分けの効果を演出。また、リビングドアにはカラードアを採用し、お部屋のアクセントになっています。

キッチン横のスタイリッシュカウンター。正面の壁はマグネットボードになっているので、日々のメモ書きや写真を壁に傷つけることなく飾ることができます。

リビングの窓を開けるとウッドデッキ、中庭と一体となったプライベートの空間が広がります。正面は、シューズクローク部分となり、東からの採光を取り込むように設計しています。

清潔感のある白のキッチンはPanasonic製「ラクシーナ」。アイランドキッチンを採用することで、行き止まりのない動線ができ、勝手口や洗面脱衣室など水回りへの移動がラクになりました。

造作のようなおしゃれな洗面台は、TOTO製「ドレーナ」。木目の収納や洗面台に合わせた照明やアイアンのタオルハンガーなど、小物にもお施主様の拘りが。

洗面スペースには玄関からも行き来ができ、帰宅時すぐに手洗いうがいが出来る「おかえり手洗い」となっています。室内窓があることで、外に面していなくても、リビングからの採光を取り入れることができます。

壁の一面をクラフト紙のようなあたたかみのあるモダンカラーで仕上げた主寝室。隣の家との窓の位置や採光を考え、東に面した窓には高い位置に配置したハイサイドライトを採用。奥には大容量のウォークインクローゼットも。

勾配天井で仕上げたバルコニー。天井に勾配を付け、木目調パネルで仕上げることで、デザイン性を高め、外観のアクセントにもなっています。

西側の遊歩道から見た外観。夕方になると、遊歩道の木々の影が塗り壁に映り込み風情を感じさせます。