インナーガレージのある平屋の家

車2台がゆったり停められるインナーガレージを完備しました。玄関にそのまま繋がっているので、雨の日でも傘いらずで車へ移動できます。

重い荷物があるときも、外に出ることなくスムーズにキッチンなどへアクセスできる動線は、毎日の生活をぐっと楽にしてくれます。もちろん、愛車を雨風や紫外線から守ってくれる上、乗り降りも快適です。

玄関には、お客様用と家族用に2つに分けたウォークスルータイプのシューズクロークを設けました。このSCLは、靴はもちろん、傘やベビーカー、アウトドア用品まで収納できる大容量スペースとなっています。

普段使いで多少散らかっていても、お客様がいらっしゃる際にはさっと扉を閉めることで、生活感を隠し、玄関をすっきりと見せることができます。家族は扉の裏を通り、そのまま室内へアクセスできるため、動線も非常にスムーズで快適です。

立地を最大限に活かした大開口の窓が魅力的です。窓を開け放てば、心地よい光と風、そして豊かな自然の恵みを存分に感じられる、開放感いっぱいのリビングが広がります。

さらに、リビングとダイニングの天井高を三段階に変化させました。これによって、のっぺりしがちな空間に立体的でメリハリのあるデザインが生まれています。天井の高さが変わることで、視覚的な広がりや奥行きが生まれ、家具や照明の配置ともうまく馴染んで、それぞれのエリアが個性的で居心地の良い空間になりました。

LDKは梁を見せた天井で仕上げました。この梁が視覚的なアクセントになることで、大きなワンルームであるリビングダイニングの中で、ダイニングスペースとリビングスペースを緩やかに分けているような印象を与えてくれます。天井が高く見える効果もあり、空間全体に温かさと開放感がプラスされました。

また、リビングの壁掛けにしたテレビは、配線やコード類をすべて壁の中に隠して、見た目が非常にすっきりしています。テレビ周りに配線がごちゃつかないことで、美しい空間が演出できるだけでなく、掃除もしやすくなります。照明も梁の存在感を邪魔しないシンプルなものをチョイスし、リビング全体が快適で洗練された雰囲気に仕上がりました。

ダイニングテーブルはキッチンと横並びに配置しました。これにより、料理の配膳や食後の片付けをする際の移動距離が短くなり、作業を非常にスムーズに行えます。

キッチンの天井部分は、木を楽しむ板張り仕上げの折り下げ天井を採用し、そこに間接照明をプラスしました。

キッチンを回遊できる動線に。勝手口や、洗面、水回りスペースへの最短距離となり家事楽の動線です。

キッチンをぐるりと回遊できる動線にすることで、日々の家事をスムーズにしました。キッチンから勝手口や洗面、水回りスペースへ最短距離で移動できる設計です。

料理をしながら洗濯機を回したり、ちょっとしたゴミを勝手口から外に出したりと、複数の作業を同時進行しやすくなります。行き止まりがないため、家族がキッチンにいても動線が混雑せず、忙しい朝の時間帯でもストレスなく動くことが可能です。

勝手口には、一般的なドアではなくテラスドアを採用。このテラスドアは、通常の勝手口よりも大きなガラス面を持つため、キッチン周りに光を取り込むことができます。

また、大きな窓からは周辺の緑豊かな景色を切り取ることができ、まるで一枚の絵画のように自然の美しさを楽しめます。料理中や家事の合間にふと外を見るだけで、毎日の暮らしに彩りを与えてくれます。

テラスドアからはウッドデッキへ。水回りにも近く洗濯ものを干すこともできます。

洗面スペースは、清潔感を重視したナチュラルな白の陶器に、質感豊かなタイルを合わせた木製の造作洗面台で仕上げました。

木の温もりとタイルの質感が調和し、使うたびに心地よさを感じられます。また、壁の高い位置に設けた高窓から、明るい光がたっぷりと入るように設計されています。この高窓は、十分な採光を確保しながらも、プライバシーを守ります。朝の身支度が快適になり、自然光のもとで気持ち良くスタートできる洗面空間です。

リビングのテイストに合わせ、ナチュラルな雰囲気で仕上げた和室。全体の空間と浮くことなく馴染むよう配慮し、和室としての落ち着きを保ちながらも、モダンな印象をプラスしました。

窓には、光の量を自在に調節できる調光タイプのロールスクリーンを採用。これにより、和室をスタイリッシュな空間にするとともに、明るさをシーンに合わせて細かくコントロールできます。来客時にはリビングと一体的に、また普段はリラックスできる場所として活用できる、機能的で美しい和室となっています。