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無垢床の補修ってできるの?

無垢床の補修ってできるの?

床材は無垢材(木材そのまま)と建材(ベニヤ板にシートや薄い板をはりつけたもの)があります。無垢材の特徴は調湿効果があること、見た目の質感などですが、お問い合わせいただく内容で多いのがメンテナンス内容についてです。

題名にもありますが、補修できるの?手入れは大変じゃないのか?等、無垢材はどうしても手がかかるイメージがあります。

実はそんなに大変ではありません。それでは補修の方法をお伝えしたいと思います。

無垢床の補修ってできるの?

傷がついた場合の補修方法について

床材は物を落としたり、常に足で触れている場所ですので傷、汚れが付きやすくなります。

まず傷がついた場合の補修方法です。無垢材で尚且つ浸透系の塗料の場合は1~2㎜の凹みであれば水を含ませたタオルを充てて数分放置いただくと膨れて傷は目立たなくなります。

もう少し深い傷になれば、濡れたタオルにアイロンを注意しながらあてるとこちらも目立たなくなります。更に深い傷になると補修用のパテで埋める作業が必要になります。

慣れるとそこまで難しい作業ではありませんのでご心配なく。

ウレタン塗装でやる場合と、注意するポイント

仕上げがウレタン塗装の場合は耐水ペーパーで傷ついた部分を研磨して再度ウレタン塗料で補修します。ウレタン塗装で注意するポイントは艶に3分、5分、艶消しがありますので、一度試し塗してからの作業をオススメします。日常のお手入れは建材の床と変わらず、掃除機をあてていただくのみで大丈夫です。特に水拭きや定期的な塗装などは必要ありません。但し、2~3年に1度ワックス等かけていただけるとよりキレイな状態を維持できます。

建材の補修は手入れが難しい

ちなみに建材の床は補修やお手入れがしやすいイメージかもしれませんがそうではありません。モノを落として凹んでしまった場合、無垢材のように呼吸をする材料ではありませんので膨れて戻ってきません。浅い傷でもパテでの補修が必要になります。また長時間紫外線に当たることで表面のシートがめくれてくることがあります。そうなると補修では難しいので張替、もしくは重ねて上から貼ることになります。お掃除は掃除機で大丈夫でこちらも水拭き等は必要ありません。どちらの素材でもメンテナンス、お手入れは必要ですが、

長期で考えた時には無垢材はメンテナンス性が高い材料だと言えます。

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