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家づくりの知識

お家をかっこよく見せる外構計画

お家をかっこよく見せる外構計画

外構について

外構とは、門扉や植栽、駐車・駐輪スペースなど、家の周りの構造物を指します。この外構次第でお家全体の印象は大きく変わります。建物の外観やデザインはもちろんですが、外構のレイアウトや設計は住まい、建築物の見た目、環境との調和、来客へのイメージを決定づける重要なポイントです。

外構のポイント

 外構に手間とコストをかけるメリットはとても多いです。ちょっとした門扉や植栽をデザインするだけでも見た目の印象は大きく変わります。

仮にですが全体の予算を100万円上げることが出来た場合、建物本体で追加できることは限定的ですが、外構では植栽も含めてかなりのことが出来るようになります。コストパフォーマンス良く、住宅全体の雰囲気を向上させるためには外構にもしっかり力を入れることが美しい住宅を建てるポイントになります。

住宅を建てるとき、間取りや外観などの建物の方ばかりにいしきがいってしまいがちですが、住宅は建物本体だけでなく、外構も含めた全体のデザインと設計で完成します。

このコラムでは外構計画で失敗しないためのポイント、見た目と機能性を両立する外構計画についてご案内します。

外構デザインの基本とは...

外構デザインの基本は「ゾーニング」

外構をバランスよく計画することで住宅全体のクオリティは格段に上がります。

実際の外構計画では「カーポートが欲しい」「ウッドデッキが欲しい」「ガーデニングがしたい」「プライバシーに配慮したお子様の遊び場をつくりたい」といったオーナー様の優先順位の高いご要望をもとに工務店・外構専門業者を主体にデザイン・設計・施工を行います。

外構の種類、要望を考えるポイント

外構の種類、要望を考えるポイントについては後でご案内しますが、外構計画の基本となる「ゾーニング」について知っておくだけで、どこに何があればいいのか?優先順位の付け方やライフスタイルとの関連がイメージしやすくなります。

外構も建物の間取りと同じでゾーニング(エリア分け)が重要です。建物の間取りを考える段階で同時に外構の計画を考えておくことが大切です。家の外部としての機能や動線を考慮しておくことで、使い勝手も良く、心地よい屋外空間が実現します。

お家をかっこよく見せる外構計画

3つの外構スタイル

ゾーニングと合わせて押さえておきたいのが「外構、エントランスのタイプ」です。

大きく分けてオープン外構、クローズ外構、両社の中間的なセミオープン外構があります。

オープン外構

文字通り塀やフェンスで囲わない、開放的なデザインです。

表札やポストのある門柱もなるべくコンパクトに設置するケースが多いスタイルです。

玄関やリビングの位置が敷地の外から見えるため、防犯やプライバシーの面が気になるところです。植栽や門柱などの外構を効果的に配置することで、外からの視線をうまく遮ることが出来ます。

クローズ外構

住宅全体を門扉、門柱、塀、植栽で囲んだスタイルです。生垣に囲まれた日本家屋などもクローズ外構の一部となります。

プライバシーが確保でき、住宅に落ち着いた堅牢な雰囲気が生まれます。外部から閉じた外構は、一見防犯上メリットがあるように見えますが、一度侵入されると内部の様子が外からはわからないため空き巣被害の懸念があります。ある程度外から見える工夫や、セキュリティ対策を計画自体に取り入れるとよいでしょう。

セミオープン外構

門扉や植栽を使って部分的を設けて、敷地と外をゆるやかにつなぐスタイルです。

現在、最も人気なのがセミオープン外構です。

駐車スペースをオープンに、エントランスはクローズに、とオープン外構とクローズ外構両方のメリットを活かす、幅広い外構デザインが可能です。

お家をかっこよく見せる外構計画

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