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家づくりの知識

家づくりの始め方、まずはこれをするべき!

家づくりの始め方、まずはこれをするべき!

初めての家づくり。一体何から始めたらいいの?

はじめてのお家づくり。いったい何からはじめたらいいのかわからない、わからないことがわからない、というお声をよく耳にします。一生に一度あるかないかの大きなお買い物、大切な時間を無駄にすることなく効率よく失敗のないようにすすめるためにはなにからはじめたら良いのか、今回はお伝えしていきます。

全体のスケジュール管理の把握

まずは、スケジュール感の把握です。お仕事やお子様の学校などの都合でお引越しのタイミングが決まっている場合は、その時期にお引渡し時期を合わせて逆算して計画をすすめていく必要があります。ただ、ご入居までの期間は依頼する会社によってかわりますので、1年以上の余裕をもっておくことが焦らずにすすめることができるコツです。

予算決め

まずは、総予算決めていきましょう。お家を建てるときはおおまかに、「土地購入費」「本体工事費」「別途工事費」「諸経費」に分けられます。土地購入費は土地を所有している場合にはかかりませんが、地盤改良工事が必要になる場合の予算取りや、登記費用住宅ローンを組まれる場合は保証料など、普段聞きなれないお金のことも考えておかないといけません。ご検討される建築会社様をご検討される際も、これらのことを総額で明示してくれる会社を選択することが大切です。

ここで総予算の決め方ですが、まず自己資金としていくらまでなら準備できるかを考えましょう。手元資金をすべて頭金にあててしまうのではなく、新生活を始めるための余裕を残した状態で計画をたてることが大切です。

家づくりの始め方、まずはこれをするべき!

住宅ローン借入額についての検討について

次に住宅ローン借入額についての検討ですが、無理のない返済を継続していくためには年収の7倍として考えてみましょう。とはいえ、ご家庭によってライフスタイルや家族構成も違いますので、ご自身のご家庭に合った返済計画をするために、ライフプランのシミュレーションを行うことも一つの方法です。

土地からご検討される場合の方

また、土地からご検討される場合土地探しを先行される方も少なくありませんが、これはあまりおすすめではありません。お家づくりは総資金計画のもとすすめていくべきです。お祭りへの参加事情や通勤など、どうしても土地が優先になる場合は仕方がありませんが、気に入られた土地が総資金計画的に余裕のない場合、せっかく良い土地が決まったのにお家の方に内容を充実させることができない場合があるからです。

そして、土地にも問題がなければいいのですが、思っていたよりも造成工事にプラスの資金がかかるなど、予想外のことが起こることもございます。総資金に見合う価格でなおかつ、「建てる目線」での土地探しが大切です。これには信頼できる建築会社の力が不可欠となります。ご家族がしたい暮らしを実現させるために、新しいお家でどんな暮らしがしたいのか、今の賃貸住宅でどんなところを不便に感じているかなど、実現させたいことと改善したいことを明確にしておく必要があります。そしてそれを実現してくれる建築会社を検討されるなかで、同時進行で土地もその会社様と一緒に検討していくことが近道です。

家づくりの始め方、まずはこれをするべき!

どんな家づくりを検討しているのか?

このことを念頭に、建築会社に足を運んでいただいて、自分たちはどんな仕様性能のお家が建てたいのか、どれくらいの規模のお家が必要なのか、サイズ感などの検討もしていくとよりお家づくりが具体的になってきます。

お家づくりをなんとなくはじめてみたけれど、なにをしたらいいのか明確にならないままただ資料を眺めてみたり、住宅展示場をまわったりと、明確な目的のないまま時間を使うより明確にしたうえでお家づくりを効率よく楽しくすすめていただいて、理想のお家を叶えていただきたいです。

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