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大阪市立美術館「天空のアトラス イタリア館の至宝」に行ってきました!

2026.1.13

昨年2025年といえば、関西では大阪・関西万博が大いに盛り上がりましたね。
社内でも「行ってきた」という人が多く、皆さん一様に「楽しかった!」と話していました。

私自身も万博には興味があったのですが、
開催直後は様子見 → 夏は暑いから涼しくなってから → 閉幕間近は駆け込みで大混雑……
と考えているうちに完全にタイミングを逃してしまい、結局行かないまま閉幕を迎えてしまいました。

そんな大阪万博の中でも、特に大混雑だったのが「イタリア館」
入場までに連日5~7時間待ちというニュースを目にし、驚いたのを覚えています。

その大人気だったイタリア館で展示されていた至宝の一部が、
万博会期終了後も「より多くの人々に見てもらいたい」というイタリア側の粋な計らいにより、
大阪市立美術館で展示されていると聞き、急いで予約をして先日鑑賞してきました。

大阪市立美術館での主な展示は、

  • ファルネーゼのアトラス像
  • ピエトロ・ペルジーノの傑作《正義の旗》
  • レオナルド・ダ・ヴィンチ《アトランティコ手稿》

という、まさにイタリア国宝級の逸品ばかりです。

美術館に入ってすぐの広間、その中央には、いきなり
「ファルネーゼのアトラス像」 が鎮座していました。

像は360度ぐるっと鑑賞できる展示になっており、細部までじっくり観察しようと、多くの人だかりができていました。

この「ファルネーゼのアトラス像」は、西暦150年頃に制作されたとされる大理石彫刻で、
高さ約2メートル、重さは約2トン。作者は不明といわれています。
かつてはファルネーゼ家と呼ばれる貴族の邸宅に飾られていたそうです。

ギリシャ神話で、神々の戦いに敗れ、天空を支える罰を与えられた巨神・アトラスが表現されています。

私も人の輪に加わり、じっくりと鑑賞してみました。
重さに耐える繊細な筋肉の造形、苦しみに耐える表情――
まるで本物の人間がそのまま石になってしまったかのようなリアルさに圧倒され、
時間を忘れて何周も回りながら見入ってしまいました。

続いて展示されていた 《正義の旗》 は、
聖母子を中心に、周囲に舞い降りる天使や祈りを捧げる聖者たちが、精細なタッチで描かれた宗教画。
静かながらも非常に見応えのある作品でした。

そして最後のブースには、学生時代に世界史や美術で誰もが一度は耳にしたであろう、
あの レオナルド・ダ・ヴィンチの《アトランティコ手稿》 が展示されていました。

《アトランティコ手稿》は、ダ・ヴィンチがアイデアを描き留めていたメモ帳のようなもので、
全体ではなんと1119枚もあるそうです。
今回はそのうちの2枚が展示されており、水のくみ上げ機や油圧ポンプなどの図が描かれていました。

美術分野にとどまらず、建築、土木、工学など多彩な分野で才能を発揮していたことが伝わり、
改めて「天才」という言葉がふさわしい人物だと感じました。

万博開催期間中、何時間もの行列に耐えてでも鑑賞する価値があったと言われるのも納得の至宝揃い。
今回こうして美術館でじっくり鑑賞できたことは、とても貴重な体験でした!

イタリアには、まだまだ世界的な芸術品が数え切れないほどあります。
いつか機会があれば、実際にイタリアを訪れ、
歴史・芸術・建築、そして料理まで、現地で体験してみたいと思いました!

以上ありがとうございました。

writer この記事を書いたスタッフ

二村 聖士

営業設計部

二村 聖士 NIMURA SEIJI

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