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『 岸原建築日記 』・・・ 丸尾建築の基礎について

2022.8.22

基礎というと皆様どんなイメージをお持ちでしょうか?家づくりの説明で住宅の基礎はこうなっています!とか、頑丈な基礎造りをしています!など、ハウスメーカーや工務店で聞かれたことはあるかと思います。住宅に限らず建物には基礎が肝心です。建物の構造体そのものを地面で支えて地震や台風など外からの力に建物が倒れないように留めておくのが基礎の役割です。構造強度そのものの話しをすると耐震や制震、構造体の材質や強度など長くなりすぎるので、ここでは丸尾の基礎コンクリートについて少し触れていきます。

 

 

 

 

丸尾建築の住宅の基礎については一般的な住宅の基礎と比べると強化しているポイントが多くあります。部材を分けて言いますと栗石の大きさ、鉄筋の太さや間隔、基礎コンクリートの厚さや幅、生コンクリートの配合になります。細かい所まで書き出すとキリがないのでこのくらいにしておきます。

2016年の熊本大地震の際に震度7で基礎が崩壊して建物が倒壊するという状況が発生し、築年数が比較的浅い新しい建物でも被害を受けました。建築基準法を遵守し建築確認申請も通った住宅が倒壊するという衝撃的なニュースをみて、今の国の最低限の基準だけで造った構造では安心した家づくりはできていないという事が浮き彫りになりました。

国の見解では強い家を作るのは自己責任というのが本音です。丸尾建築では建ててしまったら見えないところにこだわりを持ち、基礎工事の段階でお客様に鉄筋の組み上がった状況を見学していただき、現場監督がなぜこのような部材を使っているのか、他社とはどこが違うのかなど説明いたします。

家づくりを考え始められた方にとっては基礎ってどこの会社でも頑丈に作っているのでしょ!と言われがちですが、実際はそうではありません。耐震等級3を取得することで基礎の構造計算を行い安全性の検証をしますが、実性能については施工の良し悪しや養生期間の有無なども考慮し基礎が最善の状態で施工完了したかどうかも大事なポイントです。丸尾建築では基礎造りのプロが品質と精度を向上させ1棟1棟自信を持った基礎造りをしていると自負しています。

 

現場での取り組みとして鉄筋を施工したところでお施主様に立会を依頼しているという事は前述しましたが、これは近隣の方からも『丸尾さんの基礎はあれだけの鉄筋使っていたら頑丈そうやなぁ!』と通りすがりに観られた感想としていただいたことがあります。生コンクリートを流してしまうとすぐに隠れてしまう鉄筋や見て確認できないコンクリート強度などは会社の施工に対する姿勢が現れます。今後20年30年と永くお付き合いさせていただく家守りだからこそ家の土台を守る基礎造りにその重要性があるのです。

 

 

 

今回は少しな真面目なコラムです。

営業設計部 岸原でした。

 

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