maruo's blog スタッフブログ
「未来の暮らし」を考える!防災から始めるスマートハウス
2025.9.15
9月1日は「防災の日」でしたが、皆さんはご自宅の防災対策について、改めて考えられましたか?
近年、地震や台風など、いつどこで自然災害が起きてもおかしくない状況が続いています。大切な家族や家を守るためには、日頃からの備えが不可欠です。
でも、「防災」と聞くと、「備蓄品を準備する」「避難場所を確認する」といったイメージが強いかもしれません。しかし、家づくりの段階から、災害に強い家、そしていざという時に役立つ機能を備えることで、安心感は格段に高まります。
今日は、最新のテクノロジーを活用した**「スマートハウス」**と防災を組み合わせた、新しい家づくりについてお話しします。
災害に強い家は「構造」が基本
家づくりの基本となるのが、地震に強い「構造」です。
建物の耐震性能は**「耐震等級」**で評価されます。
耐震等級1:建築基準法で定められた最低限の基準。
耐震等級2:耐震等級1の1.25倍の強度。学校や病院と同等の耐震性。
耐震等級3:耐震等級1の1.5倍の強度。消防署や警察署など、災害時の拠点となる建物と同等の強度で、最も高い耐震性です。
私たちは、お客様に安心して長く暮らしていただくために、耐震等級3を推奨しています。さらに、地震の揺れを吸収する**「制震ダンパー」を標準採用**しています。このダンパーが地震のエネルギーを効率よく吸収することで、建物のダメージを軽減し、繰り返しの揺れにも強くなります。これにより、大きな地震の後も安心して住み続けられる家を実現します。
停電時も安心!「自給自足」できる家
台風などで大規模な停電が発生すると、生活は一気に不便になります。そんな時でも、太陽光発電システムと蓄電池があれば安心です。
日中に太陽光で発電した電力を、蓄電池にためておくことで、夜間や災害時にも電力を自給自足できます。これにより、照明や冷蔵庫はもちろん、スマートフォンの充電や暖房・冷房も最低限使用できるため、避難所に行くことなく自宅で過ごすことができる可能性が高まります。また、停電時に電動シャッターや電動スライドドアなどが動かなくなる心配もありません。
IoTが実現する「いざ」に備える家
スマートハウスは、IoT(モノのインターネット)技術によって、家電や設備をインターネットでつなぎ、コントロールできる家です。これが、防災にどう役立つのでしょうか?
遠隔操作:外出中に急な雨が降ってきたら、スマートフォンでシャッターを閉めることができます。
見守り機能:高齢の親御さんと同居している場合、センサーで動きを感知したり、室内の状況を外出先から確認したりできます。
防犯対策:窓の開閉センサーや人感センサーは、災害時だけでなく、防犯にも役立ちます。「いざ」という時に備える機能が、普段の暮らしの安心感にもつながるのです。
家づくりは、家族の未来を守るための大切な投資です。 私たちは、最新の技術や情報を活かし、お客様の暮らしに安心と快適さをプラスるお手伝いをしています。お金のこと、土地のこと、家づくりのこと、どんな小さなことでも構いません。まずは一度、お気軽にご相談ください。
以上、営業設計部 丸尾恭平でした。
- category /