maruo's blog スタッフブログ
旅行の記録 ~美術館~
2025.9.16
こんにちは。
9月とはいえ、まだ夏を思わせる暑い日々が続きますが皆様 いかがお過ごしでしょうか。
本日は、広島の下瀬美術館のお話をしたいと思います。
下瀬美術館は、2023年に広島県大竹市で開館した美術館で建築家の坂茂氏が設計されました。
竣工してからまだ日が浅い美術館ですが、開館して1年後の2024年に世界的建築賞であるフランスのベルサイユ賞の博物館・美術館部門で最優秀賞「世界で最も美しい美術館」を受賞しました。
以前から雑誌で見て下瀬美術館の事は知っていて、実際に見に行きたいと思っていました。
実物を見て、「美しい美術館」という言葉の意味がよく分かりました。 目の前に広がる瀬戸内海、正面の厳島、水盤に浮かぶように建つカラフルな展示スペース、周囲の景色を映し溶け込む美術館の本館。 周辺の環境に調和しながらも存在感のある美術館でした。
また、このカラフルな展示スペースは水盤の水位を上げることで浮かし、人力で動かす事ができ、展示する内容によって順路や配置を変えることができるそうです。
まだまだ話したい内容はありますが、是非皆さんにも現地に行って実際に見て、感じて頂きたい美術館だと思いました。 周囲との調和といった建物を考える上で大切な事を改めて学べた日になりました。
以上、営業設計部の菅野でした。
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