maruo's blog スタッフブログ
お家の性能と健康についての深~い関係
2024.12.02
こんにちは。
朝晩が本格的に冷え込んできましたね。
今回は、住宅の断熱性能が私たちの健康にどのように影響を与えるのかについてお話ししたいと思います。
冬が近づくと「家の中が寒くて…」という声を耳にしますが、
実は住宅の断熱性能は、快適さだけでなく健康にも大きな影響を及ぼすんです。
①冷えた家がもたらす健康リスク
冬場、断熱性能が低い住宅では、室内の温度が外気温に近くなりがちです。暖房をつけても部屋の一部が冷たいままだったり、寝室や浴室が特に寒かったりすることがあります。この「低温環境」が健康に与える影響には以下のようなものがあります:
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ヒートショック 
 暖かいリビングから寒い浴室へ移動した際の急激な温度変化が、血圧や心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。特に高齢者にとって大きな危険要因です。
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呼吸器疾患 
 寒い室内は乾燥しやすく、気管支炎や風邪、肺炎などのリスクを高めることがあります。また、低温環境は免疫力を低下させるとも言われています。
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筋肉や関節への負担 
 寒さで体が縮こまり、血行が悪くなることで、関節痛や筋肉のこわばりが悪化することがあります。
②高断熱住宅がもたらす健康効果
一方、断熱性能が高い住宅では、室内全体の温度が一定に保たれ、これらの健康リスクを大幅に軽減できます。また、具体的には以下のような効果が期待できます:
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温度差の解消 
 室内の温度差が少なくなり、ヒートショックのリスクが低下します。特に高齢者や小さなお子様がいるご家庭には重要なポイントです。
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睡眠の質の向上 
 快適な室温で眠ることで、深い睡眠が得られ、免疫力の向上やストレスの軽減につながります。
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アレルギー症状の改善 
 高断熱住宅では結露が発生しにくくなるため、カビやダニの発生が抑えられます。これにより、アレルギー性鼻炎や喘息といった症状が緩和されることがあります。
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エネルギー効率の向上 
 健康面だけでなく、暖房や冷房の使用頻度が減り、省エネ効果も期待できます。経済的な負担が軽くなるのも嬉しいですね。
③健康と快適さのための断熱リフォーム
もし現在お住まいの家が寒さに悩まされている場合、断熱リフォームを検討するのも一つの手です。
例えば:
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窓の断熱 
 二重窓や高断熱サッシを導入することで、窓からの熱損失を大幅に減らせます。
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床や壁、天井の断熱強化 
 断熱材を追加することで、家全体の断熱性能が向上します。
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高効率な暖房設備 
 床暖房や蓄熱式暖房を取り入れると、室温を一定に保ちやすくなります。
④断熱性能を整えて健康的な暮らしを
快適な住環境は、心地よさだけでなく、私たちの身体と心の健康を守る大切な要素です。特に日本のように四季がある国では、住まいの断熱性能が生活の質に大きな影響を与えます。
この冬は、家の断熱性能について少し考えてみませんか?「暖かい家は健康の秘訣」とも言えます。丸尾建築では標準仕様のモデルハウスで「宿泊体験」も行っておりますので、是非一度「試住」してみませんか?

以上、営業設計部の丸尾恭平でした!
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